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自家精米

  • 2011.07.31 Sunday 16:52
 6月に精米機を購入して以来、玄米を買って自家精米してご飯を食べている。一か月ほど使ってようやく慣れてきた。



 自家精米はやってみるとそれなり面倒で万人向けではないかもしれないけれど、ご飯(お米)に対する興味というか関心が沸いてきたのは確かだし、以前よりも味わって食べるようになった。



 コシヒカリ、ミルキークイーン、夢ごこち、ヒノヒカリあたりの銘柄をいくつか試して、今はひとめぼれに落ち着いている。ちなみにどんな銘柄でもミルキークイーンを2割か3割交ぜると味が濃厚になるのでお好みで。しかし「ひとめぼれ」ってなんともロマンチックな名前ですね(笑)。



 自家精米で面倒なのが黒いシミのある米粒を取り除く作業だ。お米屋さんに訊くとカメムシが食(は)んだ痕だという(稲の病害虫)。



 スーパーで売られている白米は全部が真っ白な理由は、数百万円もする色彩選別機やガラス選別機を使って光学的に一粒一粒をチェックして空気で吹き飛ばしているかららしい。しかし不純物やゴミを含めて米を粒単位で高速に選別する機械を作り出すところはなんとも日本人的な発想だ。米粒はすべて白いものだと疑うことなく思い込んでいたので、そんな大掛かりな仕掛けを通って流通しているとは自分の無知であった。まぁ日本の場合、黒い粒が数粒混入していただけでクレームだらけになることは簡単に予想できるから、そういう技術が発達するのもむべなるかな(そういう消費者の完璧性がいろいろな面で社会を歪ませている話もあるがここでは置いといて)。



 さて、自家精米のときは不良の米粒を人手で選り分けるしかなく、精米後に「サルのノミ取り」のような感じでシコシコと地道に拾っている。まぁ家族にできるだけいい状態のお米を食べさせたいと思えば苦労も楽しみのうち。はじいた粒は庭に蒔いてスズメ君に。



 ところで放射性物質の拡散によって流通が心配される23年産新米の行方。とりあえず福島からなるべく遠い九州産のお米を我が家の半年分ほど玄米で予約してみた。いろいろ考えなければならないのが厄介だ。もちろんいちばん頭を痛めているのは生産者だろう。

幼年期の終り、ならぬ、アナログの終わり

  • 2011.07.24 Sunday 21:54
 今日の12:00を以って、東北3県を除き、テレビの地上波アナログ放送が終了。その瞬間を録ろうと寝室に置いてあるブラウン管テレビの前で待ち構えていたけれど、我が家が受信しているCATV局はデジ→VHF変換をしているらしく、12時を過ぎても終了せずに肩透かしをくらってしまった。



 エコポイントも含めて官民の莫大な費用を掛けたテレビのデジタル化。力ずくで空けたVHF帯域は次の高速データ通信に使われるようだ。



 情報誌の先駆けともいえる「ぴあ」が7月21日で休刊。時代を映した及川正通氏の表紙イラストが秀逸だった。



 ぴあに限らず紙メディアから情報を得ることはほとんどなくなってしまった。唯一紙でデータを参照するのは鉄道の時刻表くらいだろうか。



 以上記録として

祝・女子ワールドカップ優勝

  • 2011.07.18 Monday 17:09
FIFA Women's World Cup



 アメリカの強さと速さに圧倒されていたので、後半に先制されたときと延長前半に突き放されたときには、正直、銀メダルでも立派だよ、よく頑張りました、という諦めの気持ちを抱いていましたが、澤選手は違ったようですね。「いままでは(アメリカに)点を取られると、あ〜あ、という気持ちになっていたけど、今日は必ず追いつけると思っていた」。おそらく佐々木監督もそうなんでしょう。リーダーたる人間は決して諦めない。観ているほうもいろいろなことを教わりました。おめでとう&ありがとう。



 しかし「キャプテン翼」に出てくるような劇的な大会でしたね。本当にすばらしい。決勝で君が代が流れたときはゾクゾクしました。いつかは男子もやってくれるかも。





女子ワールドカップ

  • 2011.07.16 Saturday 01:15
 サッカー女子ワールドカップでのなでしこジャパンの戦いは本当に素晴らしい。



 14日の未明に行われた準決勝のスウェーデン戦は3時に起きてテレビ観戦したけれど、澤の横パスを狙われて先制されたものの、その後は中継を観ていて負ける気がしなかった。



 もちろん長いボールを放り込まれて「事故」的な失点もあり得るし、準々決勝のブラジル=アメリカ戦のように延長後半ロスタイムの残り30秒にドラマが起こる可能性もあるので、終了の笛を聴くまでは安心は出来ないのは当然としても、こんなに安心しながら観ていられた代表戦もあまり記憶にない。



 振り返って考えると、予選でイングランドに負けたことでB組2位になって、日本が勝ったことのないドイツ(A組1位)と準々決勝で当たることになり、予選を1位抜けしてフランス(A組2位)と当たったほうが良かったよねなどと最初は考えていたけれど、もしそうなっていたらフランスを破ったあとは準決勝でブラジル=アメリカの勝者と対戦しなければならず、決勝に進むのが非常に厳しい状態になっていた可能性が高い。つまりは結果的にイングランド戦に負けたことがいい方向に働くのだから運が強いのだろう。



 フィジカルに強い相手と戦うためにコンタクトを避けながら1タッチ・2タッチでボールを回しつつ、攻守をすばやく切り替えて数的優位を作り相手の攻撃の芽を摘む、という戦い方が、男子A代表にもなでしこにも、あるいはU-17にも共通しているところが、日本サッカーのひとつのスタイルとして確立されつつあるようで頼もしい。



フジテレビ版ダイジェスト



2点目を決めた澤選手の喜び方が素敵。3点目の美容番長こと川澄選手のロビングシュートは圧巻



FIFA版ダイジェスト

http://www.fifa.com/womensworldcup/highlights/video/video=1474718/index.html



 月曜未明はアメリカとの決勝。やはり実力の違いはあるから優勝できる確率は正直決して高くはないとは思うけれど、いい戦いを期待したいし、サッカーは何が起こるかわからないからもしかしたら優勝しちゃうかもしれない。そんなことになっちゃたらどうしようと今からドキドキである。永里、宮間、澤、大野、丸山、川澄と得点しているので、最後はぜひ、こずこず(安藤梢)にも点を決めてもらいたいし。



 それに、これを機になでしこリーグにもスポンサーが付いたり観客が増えてお金が落ちるようになれば、女子サッカーの強化育成にもつながっていくだろう。機会があればリーグ戦も観に行こうと思う。

東室蘭<記憶がない>

  • 2011.07.01 Friday 14:09
 現像の上がったフィルムに、まったく憶えのないカットが10枚ほど。



 土地が特定できるのはこの一枚だけ。カレーラーメンの元祖を謳う「味の大王」というラーメン屋は東室蘭駅前にあるようなので、どうやら東室蘭駅周辺をうろうろしたらしい。





 その少し前には列車に乗っていたようだ。室蘭本線だろうか。





 一昨年北海道マラソンのあと長万部に一泊した帰り、千歳空港に移動する途中で乗り換え時間にでも下車したくらいしか考えられないけれど、それにしてもまったく覚えていない。歳をとるといろんなことが頭から消えていく、やれやれ。

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