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2014-09-30・「2001年宇宙の旅」

  • 2014.09.30 Tuesday 13:24
ケーブルテレビの映画専門チャンネルで「2001年宇宙の旅」が放送されていたので、また観てしまった。10回は優に数えると思うのだが、何回目だろう。



ストーリーは難解で、クラーク巨匠の原作を読んでから観ないと、とくに最後の場面は映画を観ただけでは判らない。とはいえ、小説ですべての謎が解決されているかというとそういうわけでもなく、たとえばモノリスの意味や誰が埋めたか、といったことは謎のままである。



(その後、「2010年宇宙の旅」、「2061年宇宙の旅」、「3001年終局への旅」という小説をクラーク巨匠が書いているので、これらをすべて読めば判るのかもしれないが、2010年しか読んだことはない)



映画の製作は1965年から始まったそうで、公開は1968年である。アポロ11号の月面着陸が1969年だからそれよりも早い。宇宙に関する知見が今ほどにはない時代であり、当然ながらコンピュータグラフィクスも技術としてほとんどない時代だ(グラフィクス機能を備えたコンピュータ自体が存在しない)。



今の知識で映画を観ると細かいところではいろいろとおかしいところもあるが、それにしても画期的である。スターゲート・コリドーや星座が爆発するような映像はどのようにして撮られたのだろうと、いつも不思議に思う。



もし自分がアラブの石油王であり余る資産を持っているならば、今の知見と技術を総動員したリメイク版にお金を投じてみたい、などと夢に見ている。



香港で学生らによる民主化選挙を唱える大規模なデモ。自分たちの未来は自分たちが決める心意気。日本も若者が自分たちの未来を決められるような社会になるといいのだが。

2014-09-29・残暑と準決勝

  • 2014.09.29 Monday 23:27
もう夏は終わったかと思ったら、今日は残暑で、都内は32℃ぐらいにまで上がった。



東京駅近くで打ち合わせ。御嶽山のテレビ中継を観ていたら自宅を出るのがギリギリになってしまい、集合時間に遅れるかと焦った。やむなく、有楽町駅から集合場所のTOKIAまでダッシュ。変なところでジョギングの経験が役に立つ。



アジア大会、女子サッカー準決勝で、なでしこジャパンはやや苦しみながらもベトナムに勝利。なでしこのちぐはぐさが目立ったが、それ以上にベトナムのコレクティブなサッカーが素晴らしかった。今のところ、日本、北朝鮮、中国、韓国がアジアでは一頭抜けているが、追いつけ追い越せで他国が実力をつけてきている。なかでもベトナムはいちばんの伸びではなかろうか。日本のサッカーが進化するためにも、競争が厳しくなることは大歓迎である。



御嶽山は被害状況の全貌がなかなか見えてこないが、夜の時点で、収用して死亡確認12人、未収用で心肺停止24人と発表されている。剣が峰近くの山小屋周辺が現時点での捜索範囲の中心だが、噴火時には火口近くにも多くの人がいたはずで、人数不明だが行方不明者を含めたら犠牲者はもっと多くにのぼるだろう。第惨事になってしまった。お悔やみを申し述べる。

2014-09-28・御嶽山

  • 2014.09.29 Monday 00:06
御嶽山噴火から一日経って、31人が心肺停止という大きな被害が明らかになった(うち収容は4人だけ)。生還した人たちのインタビューを聞くと生死は紙一重だったようだ。3000メートルを超える山なので、捜索や搬出に向かう関係者も大変だと思う。



今日は久しぶりに人前で楽器を演奏。上手な人ばかりで刺激になったが、自分の実力を省みると先が長い。それでも、音楽はまさに字のごとく楽しい。

2014-09-27・御嶽山噴火

  • 2014.09.27 Saturday 16:52
長野県と岐阜県の境目あたりにある御嶽山が噴火。

気候の良い土曜ということでそれなりに登山客が訪れていた状態での噴火だから、被害が心配だ。山頂近くの山小屋などに150人(あるいは250人?、情報錯綜中)が避難しているというし、火山灰に埋もれて心肺停止になった人や、骨折した人もいるらしい。これから暗くなれば身動きは取れなくなる。心細く大変な一夜を過ごすことになるだろうが、なんとか頑張ってもらいたい。

それにしても、つい数日前にNHKが「巨大災害 第4集 火山大噴火」を放送したのが何かの因果かと思えてしまうタイミングだ。プレートが沈み込む日本列島は活火山帯そのものだから、どこの山がいつ噴火してもおかしくないわけで、その上で生活を営んでいるということをたまには思い出しておかないといけないのだろう。そして、噴火や火砕流に対する最大のリスクである原発を多く抱えているということも。

噴火一分前の11時52分に、山頂北側の池の様子を写してtweetした人の安否が気遣われている。噴火は山頂南側だから直撃ではないと思うが、噴煙・噴石も飛んでくる中で無事なことを祈りたい。


2014-09-26・横浜マラソンと東京マラソン

  • 2014.09.26 Friday 12:44
毎年行われている横浜マラソンがリニューアルされる。今までは10kmとハーフだったが、そのうちのハーフがフルが代わり、しかも首都高速(杉田〜本牧埠頭)がコースに設定されるという。



海沿いのプラントの脇を走る首都高湾岸線は、殺伐とはしているものの、幾重にも走るパイピングなど造形の美しさがあり、とくに照明が点く夜はきれいだ。



もうフルマラソンは走るまいと誓っていたのだが、通常は車でしか走れない首都高を自分の足で走れるのは面白そうだなという誘惑に負けて、地元優先枠に申し込んでみた。



しかし抽選は見事に外れ。倍率は市民枠で9.7倍だったそうだ。



落とされるとなんだか悔しくなる。続いて募集のあった一般枠に申し込んでみたら、あらら、当選してしまった。倍率は3.4倍。あの東京マラソンよりも参加料が高いため、一般ランナーで敬遠した人も多かったらしい。



ということで、フルに向けた身体作り・脚作りを3月までにしていかないといけない。プライベートベストを出そうなどとは微塵も考えてはいないが、ゆっくり走ったとしてもやはり41.295kmは長い。



ジョギングを半年ほどさぼってしまったので、緩やかにスタートして、9月末までに5km、10月末までに10km、年末までに20kmを走れるように上げていく予定。ただし時間的に故障が許されないので無理は禁物。まぁ以前よりも経験が増えているぶん、どう上げていけばいいかが多少なりとも判っているところは心強いのだが、それにしても大変だ。



さて、横浜マラソンに応募したついでに東京マラソンにも応募しておいた。横浜が2015年3月15日で、東京が2015年2月22日である。両方当選したら、横浜に向けた30km〜35km走の練習として東京を走ろうか、などと贅沢なプランを考えていたが、きのう落選のメールが届いてそんな心配は無用に。

2014-09-25・「元」台風16号

  • 2014.09.25 Thursday 12:00
夜中から横殴りの雨。台風16号から代わった低気圧の影響のようだ。外に置いてある地域猫のニャー君用のベッドが水浸し。あとでクッションを買ってきてやらないといけない。



ウェブの天気予報のページを見たら「元・台風16号」と書かれていて笑ってしまった。そんな表記は今まで見たことがない。「元・妻」「元・夫」じゃないんだから(笑)。



神戸で女の子が殺された事件。女の子本人は「放置っ子」で近所の人が小遣いを恵んでやっていたらしいという情報。犯人は知的障碍者(2ch用語で「池沼」)手帳を持っていながらも、あちこちのSNSに登録するだけの能力(とパソコンまたはスマホを所有するだけの経済的余裕)は持っていたという情報。いろいろやるせない。



1ページのインタビュー原稿を早く仕上げて次の仕事に取り掛からないといけない。明日はCANONの7D MarkIIの発表イベントが品川であるが、行くのは無理そうだ。

2014-09-24・お疲れ気味とカマドウマ

  • 2014.09.24 Wednesday 19:11
雨。湿度が高い。



きのう墓参りに行ったら、丸々と肥えたカマドウマが通路にいてびっくりした。カマドウマなんて久しぶりに見た気がする。子供の頃は台所から通じる物置に必ずいたものだし、まだところどころに残っていた防空壕なんかにもいたが、最近はとんと見なくなった。古い木造の我が家でも出たことはない。息子あたりは実物を見たことはないんじゃなかろうか。



墓参りや法事のときに虫が飛んでくると、ご先祖様が遊びに来たわよ、などというけれども、さすがにカマドウマで来られるのは勘弁である。箒で丁重に追い払った。



サンフレッチェ広島戦は相変わらず出来はあまりいいとはいえず、しかも中村大先生は体調不良で前半のみ、運動量のある中町とパンゾーが故障中、故障明けのラフィーニャはまだ復調できずと、野戦病院状態で、0-0の引き分けも覚悟した後半40分過ぎに雄平>伊藤翔のスルーパスでPKを獲得して決勝点に。調べたら日産での勝利は5月3日以来だった。ずいぶんと待たせてくれるぜ我が軍は。



今日は青山方面で、来週の本番取材に備えたブリーフィング。技術的な話よりも、壮大な夢のある話を切り口に語ったほうが面白いのではないでしょうか、と先方の社長に提案してみた。来週までに検討してくれるようだ。



さて、ちょっとお疲れ気味である。端的にいうと寝不足。

2014-09-23・TBSの中継と墓参り

  • 2014.09.23 Tuesday 10:46
きのうの、なでしこジャパン=チャイニーズタイペイ戦の中継はひどいものであった。担当はTBS。試合開始時刻になっても柔道やフェンシングを中継。結局前半はダイジェストで少しだけ流したのち、後半の10分過ぎからようやく放送された。



他の競技を楽しみにしている人もいるから、サッカーだけを優遇しろとはいわない。ただ、なんのためにBSやCSで多チャンネルをやっているのかと問いたい。きちんと中継ができないなら、なぜ放映権を買ったのかと問いたい。すべての競技に失礼である。



彼岸の今日はこれから墓参りへ。埼玉県はなかなか遠いのだ。

2014-09-22・草取りと編集委員会

  • 2014.09.22 Monday 23:44
昨日は時間が出来たので久しぶりに庭の草取り。自慢ではないが我が家の庭は無駄に広いので、半日程度頑張ったぐらいではとても終わらないが、だいぶすっきりした。いずれ庭木の剪定もしなくてはならない。



今日は午前中に新規の打ち合わせ。営業さん、もっとしっかりハンドリングしてください(謎)。



午後からは日本写真家協会の広報誌の編集作業で、いくつかの初校のチェック。細かい表記の整合にいつも悩む。スタイルガイドを作っておけば楽になるのだが、そこまではなかなか手が回らない。永遠の宿題。



なでしこジャパン=チャイニーズタイペイ戦を録画で観るために、20時前から情報を遮断。実力的に負けるはずはなく、きっと中国を得失点差で上回ってグループを一位で通過してくれたはず。どんな試合になったか楽しみだ。

2014-09-21・猿の惑星

  • 2014.09.21 Sunday 12:48
快晴。湿度が40%ほどで爽やか。アメリカの西海岸。



毛布だけでは心許なく、昨日は初めて羽根布団を掛けて寝た。最低気温は16℃ぐらいにまで下がったそうだ。



iOS 8のアップデートでいろいろな不具合がインターネット上で報告されている。OSのバージョンアップの恒例行事だ。常用しているアプリでは「気象天気図」で画面の拡大がうまくいかなくなった。「現在地」も反応してくれない。「twitter」アプリは仕様変更によってリストへのアクセスが不便になってしまった。これはOS側の不具合ではないが、使いにくい。



金曜日だったと思うが、テレビで「猿の惑星:創世記」が放送されていて、息子と一緒に最後まで観てしまった。



「猿の惑星」といえば僕らの世代ではチャールトン・へストンである。コーネリアス、ジーラ博士、ザイアス博士らが演じる人間臭い(?)ストーリーは、SFというよりも哲学も含んだ人間のドラマだった。猿が人間を支配するという設定に対して、公開当時(1968年)はキリスト教の倫理的に受け入れられなかったという話を聞いたことがある。子供心には、チャールトン・へストン演じるテイラー大佐がお気に入りにしてしまうノヴァという女性が美人だったという印象が強く残っている。



一方の「猿の惑星:創世記」は、CGがふんだんに使われているのは時代だから当然としても、最後はハリウッドお得意の「破壊系」へと展開し、とくに何の含意もないまま終わりを迎える。ストレートなエンターテイメントであって、観ているほうに何かを考えさせるストーリーではない。



アルツハイマー症の治療用に開発したウイルスがきっかけで猿が知能を持つという奇想天外な設定で、今から20年ぐらい前に流行った「ウイルス進化説」を思い出した。

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