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【雑記】「あけぼの」乗車記

  • 2014.02.07 Friday 13:43
寝台特急「あけぼの」が3月14日で廃止になると聞いてみどりの窓口へ出向いてみたところ、現在販売できる分のうちでは2月某日のBソロが一人分だけ空いていますよというので、乗ることだけを目的とした一泊旅行に出掛けてきました。



寝台列車に乗るのは2008年1月の「銀河」以来6年ぶりです。



上野駅13番線ホーム、20:59分頃入線。









撮り鉄の人はまだそれほど多くないので、撮るなら今のうちに。









定刻21:16分に発車し、大宮、宇都宮で途中停車ののち、数年前に取材で何回か訪れたことのある水上駅を23:44頃通過。このあと、長い長い新清水トンネルを過ぎて、土樽駅を通過したあたりで眠りに落ちる。





翌7時頃に車内アナウンスで起こされる。羽越線の強風の影響で2時間ほど遅れているとの話。羽越線は2005年12月に強風による脱線転覆事故があったため、速度規制の警戒レベルが低くなっている模様。青森に着いた何をしようかな・どこに寄ろうかな、という目論見はこの段階で諦めに。酒田駅で20分ぐらい停車。





強風に加えて信号に「不正短絡」が生じたそうで、原因究明と対策を待つ間、遊佐(ゆざ)駅で1時間半ほど足止め。今日のうちに帰れるかしらん??





牽引機関車がいつの間にかEF65からEF81に代わっていた。





車内から1時間半ほどぼーっと見続けた景色(笑)。









06:38が定刻の秋田駅に11:20分過ぎに到着。秋田駅で下車すれば秋田新幹線でその日のうちに確実に帰れるとは判りつつも、これを逃すと二度と乗る機会はないわけで、終点の青森駅まで行くことを決断する。ちょっとした賭け。





秋田駅で駅弁を幸いにも購入できた。最後のひとつ。JR側からペットボトルのお茶と缶詰のレーズンパンも配られた(「あけぼの」車内には食堂車も車内販売も自販機もないので、大幅遅延のときは兵站が課題になる)。





ホワイトアウトの景色が続く・・・





定刻07:07の八郎潟駅に11:57に到着。下車したお客はゼロだったような。奥羽線に入ってからは雪も少なく風も弱まり比較的順調に進む。





五能線の乗り換え駅でもある東能代駅に12:26に到着(定刻07:48)。短い停車時間の中を撮り鉄の人たちが慌てて降りてホームを走っていった。このキハ40系に乗ると、有名な驫木駅に行けます。





なんやかんやあっても旅はいつかは終わるもので、定刻09:52から4時間54分遅れて、青森駅に14:46頃到着。アメリカだったら拍手と嬌声が上がるところかも。









「あけぼの」号、長旅お疲れさまでした。





帰りは東北新幹線「はやぶさ」で情緒もなく上野へ。車内がカラカラで喉をやられたようです。次の日は仕事で名古屋往復。またカラカラで喉をやられました。コホコホ

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