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20191003 電磁界解析ツール

  • 2019.10.03 Thursday 23:05
こんにちは、フリーライター&カメラマンの関です。

きのうは高周波の実装設計を対象にした電磁界解析ツールの事例取材とインタビューカットの撮影でした。

高周波を対象にしたハードウェアの設計は、かつて会社員時代に手掛けていましたので、一応は「土地勘」のある領域です。

とはいえ今回のテーマはDDR4などのGHzの領域。現役時代の仕事としてはたしかSSTL(Stub Series Termination Logic)を扱ったのが最後だったように記憶していますので、隔世の感があります。

さて、取材の主役である電磁界解析ツールは、主に数百MHz以上の周波数領域で信号や電源の伝送をシミュレーションする役割を担います。精度の高いシミュレーションによって設計の細部をコンピューター上で煮詰めていくことで、基板を何回も試作する必要がなくなり、製品の信頼性(動作マージン)も上がるため、現在は必須のツールのひとつとなっています。

ところで、日本ではロジック屋やソフトウェア屋には日が当たる一方で、基板を扱う「実装屋」はどちらかといえば日陰の仕事と捉えられ、その重要性があまり評価されてこなかったように思います。実際にはシステムや機器を安定的に動作させるには高い技術力を持った実装屋の存在が欠かせないのですが、価値が目に見えにくいため、何年も前からメーカーも技術者を抱えなくなってきたと言われています。

その代わり重宝されているのが外部の設計会社です。高周波の実装技術と知見を持ち、電磁界解析ツールなどのツールを使いこなせる設計会社が、もしかしたらこれからの日本のものづくりの命運の一部を握るのかもしれません。

そんな話を取材先のお客様としてきました。

20191003_IMG_6468.jpg
(写真は記事内容とは関係ありません)

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