しっかり永生きしろよ、はぁ〜

　以下はtwitterに書いたつぶやき



2011/02/24 21:50

「時間ですよ」の第一回を観る。1970年の時点で女性の「髪洗い」は別料金だったと初めて知った

→長い髪の女性は髪を洗うときに10円のオプション料金を支払わなければならなかったようだ。ドラマが始まった時点での入浴料は35円、入浴料は話の途中で値上がりし38円になる。

参考：http://homepage2.nifty.com/NG/sento/sento02.htm



2011/05/10 19:07:13

「時間ですよ」の初回シリーズの20話を観ていたら、三遊亭円生（六代目圓生）師匠が出てきてびっくり。セリフの話しっぷりが高座のそれとおんなじ。wikipediaには出演データが漏れているようだ

→その後追加された模様



2011/5/12 23:53:53

「時間ですよ」初回シリーズの第21話に若かりし頃の大原麗子さん。きれいな人だったのね



2011/05/16 15:10:49

「時間ですよ」初回シリーズの23話で水着コンテストで司会を務めているのは、若き頃の久米宏っぽい。クレジットに名前が載っていないので無名に近かったのかも



2011/05/21 11:33:57

「時間ですよ」初回シリーズの第24話のゲストは故・大友柳太朗であった



2011/05/23 12:57:21

「時間ですよ」初回シリーズ第26話は、ゲストは杉浦直樹さんに、ほんのチョイ役で故・小松方正さん。最近はアクが敬遠されて個性的な役者さんが少なくなってきたような気もするけれどどうなんだろう



2011/05/23 13:01:56

杉浦直樹扮するルポライター（三好某）が銭湯を取材するシーンで、おかみさんが、昭和30年頃は一日800人くらいお客さんが来たけれど、最近は多くて400人と答える。ドラマは1970年が舞台で入浴料は38円。髪洗い代は別として一日400人で売上げ15,200円。やっていけたの？

→その数話あとで、小野寺昭扮する泥棒が入る話のときに、今日の売上げは15,xxx円というシーンがあった



2011/06/07 15:24:38

録画したのをちびちびと観てきた「時間ですよ」初回シリーズもあと最終回（30話）を残すのみでなんとなく寂しいけれど、第29話の女湯シーンは良かった（笑）



2011/06/15 00:55:42

「アルサロ」とか「後家サロ」ってよく判んないんですがなんですかね（笑）。「時間ですよ」初回シリーズの最終話から

→主人の祥造が言う台詞の中に、「アルサロ」「後家サロ」「人妻サロン」という言葉が出てくる。



2011/6/15 01:05:22

「時間ですよ」全30話を観終わって思うけれど、昭和40年のテレビドラマでは今ではとても扱えないような言動がまかりとおっていたんだよね。いつの間にか狭苦しい表現しかできなくなってしまったし、そういう狭苦しさを当たり前と感じるようになってしまった。

→たとえば、息子の嫁である芙美さんに子供が出来ないことに対して、まつ（おかみさん）が暗に陽にかなり強いプレッシャーをかけるところなどは、今のドラマで放送したらおそらくクレームだろう



　以下は最近ではあまり使われなくなった言葉が面白くてドラマのなかで拾った台詞。



「殿方はやっぱり押し出しがよくなくっちゃ」

→おたきさんがたしか番台の祥造に



「このごろお見限りね。お近いうちに」

→松の湯に来たバーのママさん風の女性が番台の祥造に



「今はもうね、面の皮も千枚ばりになっちまった」

→場面は失念。厚顔で恥知らずの意味



「あなたはさ、酔っ払っちゃってさ、白河夜船（しらかわよふね）の高鼾でご存知なかったけども」

→まつが祥造に。熟睡の意味



「客々ってね、お客ならお客らしくしたらどうですか。ここは風呂屋なんだから黙ってお風呂に入っておとなしく帰れば」

→まつが我がままな客に向かって言う台詞。こういうことが言えない時代になってしまった



「ご精が出るのは結構ですけどね」

→場面は失念したが、おそらく、まつがプラモデルばかり作る祥造に向かって。昭和40年頃は「（ご）精が出ますね」は日常的に使われていた



「海岸の松林に風が吹く様な取り付く島のない顔をして」

→まつが祥造に。意味は不明



「お宅のだんつく」

→おたき婆さんが番台のまつに



「窮鳥懐（きゅうちょうふところ）に入（い）れば、そりゃあたしだって人の面倒は見ますよ」

→祥造。人を助けること



「うちも中普請（なかぶしん）したらどうですか」

→まつが祥造に。今でいうリフォームか



「天花粉？」「うん、汗知らず」

→芙美がまつに訊き返す。「汗知らず」が俗称だったらしい



「ガキのときからいろはを習い、はの字忘れていろばかり」

→祥造が幼馴染の徳さんに教える都都逸。



「どこ耳つけてんの、お宅の宿六（やどろく）だよ」

→おたき婆さんが番台のまつに



「嫁（か）して三年、子なきは去る」

→おたき婆さんが番台のまつに



　意外だったのは「拝見させていただいています」や「大変楽しいです」といった今風の言い回しがこの当時から使われていたこと。