【雑記】トンネル脱ける

　１週間ほど締め切りの迷宮にはまりこんでおりましたが、最後の一件を今日の未明５時に納品して、ようやく安堵。その間にいろいろなニュースが。



　アルジェリアで天然ガス施設が襲撃され、アルジェリア軍の掃討？作戦の結果、資源開発のため現地で働いていた日揮の日本人社員10人が亡くなられました。周囲になにもない荒涼とした砂漠地帯に単身で赴任。民間人でありながら、襲撃、拘束、攻撃に遭ったときの恐怖はいかばかりか。また、情報が錯綜して安否が判らぬまま数夜をすごした家族の心境もいかばかりか。それらを思うと大変に痛ましい。日揮は上大岡にもオフィスがあり、東証一部上場企業で上大岡にオフィスを持っているのはもしかして日揮だけだよなぁ、なんて思ったこともあるなど、社名は以前から身近に感じていました。お悔やみ申し上げます。



　大阪市の桜宮高校の部活体罰事件。在校生や父兄からは橋下市長のやり方（入試中止）に不満ばかりがあがっているようですが、今回は市長の即断を支持しますね。子供たちには常に逃げ道を用意してやらないといけませんが、恐怖を与えると逃げ道がなくなります。体育系科は退部イコール退学に等しいそうで、逃げ道がありません。部外者が巷間の情報だけで判断するのは適切ではないかもしれませんが、同校の父兄は市長を糾弾したり暴行教師・体罰校風を擁護するのではなく、子供を守るほうに動いてもらいたい。そう思います。



　横浜F・マリノスに所属していた小野裕二君が、まさに「電撃」的にベルギーのスタンダール・リエージュに移籍してしまいました。スポーツ関連のニュースによると、先方からオファーがあってからわずか３日で決断したそうです。彼はサッカー選手にしては小柄で170cmほどしかありませんが、ハイボールを長身の相手DFと競ってマイボールにしてしまったり、タッチライン／エンドラインを切りそうなボールも諦めずに追いかけてマイボールにしてしまうなど、勝利への強い意思を持った稀有なプレーヤー。マリノスとしては戦力ダウンではあるのですが、まだ20歳と若い小野君の欧州での活躍と成長を心から期待しています。



　日本写真家協会の広報出版委員でもある、広告写真家の伏見行介さん。この業界では有名なかたのようで、広報委員を務めていなければ話をする機会もなかったと思いますが、若輩者にもいつも気さくに接してくれます。「顔出しはオッケーですか？」と尋ねると、「ぜんぜんオッケー、どんどん出して（笑）」とおっしゃるので、編集会議後の一枚を。いつもながらLEICAで縦構図を撮ったときに上が少し空いてしまう癖がどうしても直りません。





LEICA M9-P + SUMMICRON f2/50mm (1st)

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