【写真】寺山神社の鹿島踊り（その２）

　根府川駅近くの寺山神社で行われた「鹿島踊り」の昨日の続きで、成年男子による神輿。









根府川駅前から出発して神社までの道を数往復したあと、鳥居をくぐり境内をまた何周かして、最後に神様に返納するために本殿への石段を駆け上ろうとする神輿の担ぎ手と・・・





・・・「まだ上げさせねぇよ」と石段の上で待ち構える年寄り衆とが鬩ぎ合い。間近で見ていると怪我人が出てもおかしくないぐらいの迫力。お約束で、押し上げと押し戻しを数回を繰り返して、ようやく返納が終わる。



最後に謡いに合わせた鹿島踊りが披露、奉納される。これは円舞。



人類学者の中沢新一氏が折口信夫の思想を解説する中で、盆踊りのような円舞は、霊魂の密度を円の中心に向けて高める意味があると語っていますが、この円舞がそういった類いのものかどうかは判りません。



これは方舞。



LEICA M9-P + SUMMICRON f2/35mm (4th)



総代から挨拶ののち万歳三唱で恙無く終了。地元および氏子の皆様、お邪魔いたしました。ありがとうございました。

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